BP/BLレガシィの2.0GT系や3.0R系にお乗りのあなた!社外ステアリングに交換してみませんか?
あまりトライしている人が少ない4代目レガシィの社外ステアリング交換に挑戦してみましたので誰かの参考になればと思います。
【---今回の整備内容---】
車種 | スバル レガシィツーリングワゴン(2.0GT/AT/D型) |
---|---|
整備実施時期 | 2022年12月 |
走行距離 | 118,598km |
難易度 | ★★★☆☆ |
■目次
●社外ステア交換を躊躇っていた理由。
●購入したキット
●取り付け
●ポジションの変化
●購入したステアリング
●プチレビュー
●おまけ
■社外ステア交換を躊躇っていた理由。
僕が2年間ステアリング交換をしなかった理由ですが、「マルチインフォメーションディスプレイの切り替えができなくなる」からです。Tripだけでなく、外気温や最近はほぼ使いませんが燃費も確認できるので潰したくないのが本音。特に外気温は路面凍結の目安になるので見れなくなるのはかなり困る。 なんですが、ネットを見ていたらこんなものを発見。ってことで即購入しました。
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■購入したキット
購入したのは大恵産業のS-515ってキットになります!正直今回初めて知ったメーカーなんですけどステアリングのボスでは有名なメーカーらしいですね。正直ワーク○ベルしか知りませんでした...
こちらのキットには
ボス
エアバッグキャンセラー
ビス類
ホーンリング
コネクタ類
に加えて
MIDのスイッチ
が付属しています!
そもそも販売しているショップが少なく、また取り付け情報もほとんどないので不安になりながらの購入になりました...普通のボスよりはコントローラーが付属している分ちょっとお高め。
中身はこんな感じ。部品の精度とかも問題なさそうですし、なんというかカッコいいですね。
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■取り付け
取り付け自体はそこそこ簡単だと思いますがエアバックを取り外す作業は慎重に行いましょう!(爆発すると面倒です)
その1バッテリーのマイナス端子を外してしばらく放置します。また、ステアリングをセンターの位置へ合わせておきましょう。※電動シートを調節できなくなりますので純正シートのままの方は作業しやすいようにしましょう。僕はRECAROに交換しているので気にせず作業していきます。
その2横のビス(T30)を緩めます。
その3 配線やカプラー類に気をつけてエアバッグユニットを取り外します。エアバッグは黄色いツメを起こしてから外しましょう。 その他配線も取り外しましょう。
その4真ん中のナット(17mm)をある程度まで緩めます。
その5ステアリングを外します。前後左右にゆするように外しました。センターが狂わないようマーキングするといいと思います。
その6ボスを取り付けます。上に印があるのでそちらを上側にしましょう。ナットは46Nmで締め付けました。(取説→44Nmから49Nmで締め付け)ハンドルロックすると楽です。
その7
エアバッグの抵抗やホーンの配線を取り付けます。
その8マルチインフォメーションディスプレイのコントロールユニットを取り付けます。位置はステアリングのスポークと干渉しなく操作しやすい場所に。純正は左ですがこちらは右側。
その9、ステアリング取り付け。ホーンボタンにも配線を通しておきましょう。
その10完成。バッテリーを戻してホーンが鳴るか、エアバッグの警告灯が点灯しないか、インフォメーションディスプレイが正常に作動するか確認しましょう。
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■ポジションの変化
僕はドライビングポジションを合わせる際、足から合わせますが、そうするとテレスコを最大限に手前に持ってきても届かない。んで結局足元が窮屈になりながらステアリングが届くようにシートのバックレストも起こしてなんとか対処してました。(165cm/60kg)
メーターフードからの距離が純正最大手前に持ってきて13cmでした。そして今回はディープコーンのステアリングに取り付けたこともあるので18cmになり運転しやすいポジションが取りやすくなりました。バックレストも直角に近いポジションから軽く寝せることができ足元の余裕も生まれました。
スポーツ走行も普段使いも運転しやすく、乗り降りがしやすくなり満足してます!
■購入したステアリング
本当は大好きなスパルコのステアリングを使いたかったですが...クソ高い!ってことでポチりました。 D1 SPEC DEEP70 バックスキンの35φです!
先にデメリット!
・本革じゃない
・デザインが好みじゃない
・なんか安すぎて不安
ですが実際の手触りはそれなりに質感があり強度も問題なさそう。バックスキン、ススェードみたいな感じなのでスポ車っぽく高級感もある感じ。
ディープコーンにした理由ですが、より手前にステアリングを持ってきたかったこと、純正のパドルとの干渉を避けるためです。ちゃんと逃げてます。
■プチレビュー
ちょっと今年からはある程度重量も意識していきたいのでメモメモ。
純正ステアリング+エアバッグのセットでなんと...3,113gでした。対してボスキットとD1 SPECのステアリングは1,565gと軽量化に成功。
まずは見た目から。純正はやはりボテっとしら印象でこの時代らしくでかいエアバッグがあるのが特徴的でしたが、いかにも社外!って雰囲気になりました。MIDのコントローラーも違和感なく溶け込んでると思います。
操作感については小径になった分やや重さを感じますが、日常で困ることはない程度で切り返しも難なくできます。バックスキンなのでグリップ感も良く操作の正確性が増した感じ。
デメリットは一応エアバッグがなくなったこと、オーディオのスイッチやS#のスイッチがなくなったことですが、そんなに不便ではないです。自分はもともとIとSの切り替えが多くセンターコンソールで操作していたので違和感とかはないです。若干ステアリングのセンターが出ていないので微調整してそれでもダメならオフセットスペーサー導入します。
■おまけ
──流用ネタとして──
BP/BLレガシィ、GV/GRインプレッサSTI系、GE/GHインプレッサ、SHフォレスター、YAエクシーガ
のステアリングは共通なのでSTIのエアバッグにしたり小ぶりな社外ステアリング(DAMDなど)にしたりと楽しめます。ステアリングのオーディオスイッチも配線の工夫次第では流用できるかと思います。作業手順もあげている人が多いので参考になると思います♪
ステアリングにディスプレイの切り替えがなければ何の苦労もなくお金もかからず簡単に交換できます。
あとは埠頭系カスタム目指してチマチマがんばります。おわり。
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