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スバル レガシィのATF(オートマチックフルード)をDIYで交換しました。交換手順と使用したATFの紹介をしています。スバル5速オートマ搭載車である、インプレッサ、WRX、フォレスター、エクシーガに乗られている方も是非ご覧下さい。
#レガシィのある生活
【---今回の整備内容---】
車種 | スバル レガシィツーリングワゴン(2.0GT、D型) |
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整備実施時期 | 2021年10月 |
走行距離 | 90,600km |
使用ATF | AISIN AFW+ |
難易度 | ★★☆☆☆ |
■目次
●まずは交換作業
●ATF交換の注意点
●ATF交換の必要性
●1000km走行後の感想
■まずは交換作業
その0、リフトアップなりスロープなりしてスペースを確保。若干邪魔になるので気になる方はエンジンカバーを外すのが吉。
その1、古いフルードを排出します。必要な工具は8mmのヘキサゴンです。
その2、排出が終わったらガスケットを交換してドレンを締めます。(参考トルク→25Nm)また、ガスケットの品番は11126AA040になります。
その3、排出されたフルードの量を確認します。今回は3.4L排出されました。
その4、新しいフルードを同じ量用意します。ATFはかなり温度で体積変化するため、僕の場合は冷間時に抜いています。
その5、ジョウゴなどを用意します。ATFの注入口はデフの反対側(助手席側)になります。
その6、ATFを入れ終わったらエンジン始動。ギアを以下のように動かします。
P→R→N→D→M1→M2→M1→D→N→R→P |
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目的としてはATFのエア抜きおよび異常がないかの確認となります。僕は大体5往復くらい動かしました。
その7、レベルゲージにて確認。暖気完了後からさらに5分ほどクルマを走らせてHot(高温)側のレベルにて確認。適量だったので作業はこれにて終了とします。
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■ATF交換の注意点
ここでは、一般的に言われているATF交換の注意点および僕が作業をする中で気をつけたポイントを説明します。
まずはよく言われる「◯◯kmを超えたら交換していけない」についてですが、やはり前回の交換から4万キロを超えてからの交換をする場合は注意すべきではないかと思います。僕の場合は前回の交換が58,068km、今回の交換が90,600km、約32,500km走行後の交換となりました。
そして、使用するATFはきちんと適合しているか、メーカーなどのホームページなどで確認しましょう。
今回僕が使用したATFはアイシン製のAFW+という製品になります。こちらの製品は適合メーカーが多く、安価な日本製であるので迷った方にはおすすめです。もちろん、こだわりがなければ純正がよりよいかもしれません。
また、今回は非常にゴミの混入に気をつけながらの作業になりました。オイルジョッキは蓋つきでフィルターのあるもの、ジョウゴもフィルター付きにしました。オイルレベルゲージの周辺は清掃、レベルゲージはペーパーウエスを使って拭く、など...
詳しくはググっていただけると良いと思いますが、ゴミの混入には十分に注意した方がよろしいと思います。
■ATF交換の必要性
僕は以前より「すべての油脂類は適切な時期に交換するべき」と考えています。ですので以前からエンジンオイルやデフオイル、パワステフルードを交換してきました。
しかしATF交換には賛否両論あり、僕自身迷いに迷いました。ですが結果的に交換してよかったと思います。後述しますが、燃費や加速性能の向上がみられました。
最新の8ATや10ATなどのクルマ、CVT車に関しては僕のようなDIYではなく、きちんとしたお店で交換するべきだとは思います。ただ、2010年までに作られた3速AT、4速ATや5速ATに関してはそこまで神経質になる必要もなくガンガン交換していくべきなのではないかなとも思ったりします。
■1000km走行後の感想
まずはオートマチックフルードを交換してから約1000km、トラブルは全く発生していません。
そして交換してからの感想を。
全体的にシフトショックは少なくなりました。水温計の青ランプが点灯中(暖気完了前)の走行時のシフトアップ、以前は軽くショックがあったり、下手くそが運転しているMT車のような衝撃があったのですがそれが上手なMT乗りに変わった、そんな感覚があります。暖気完了後は以前よりクイックに、またスムーズに変速するようになりました。
ほかには、P→Dにいれた時のショックの軽減、加速感の向上や燃費が若干良くなるなど、いいことだらけです。結果としてATF交換して正解でした!
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