レガシィに乗り換えて7回目のオイル交換。いつものように自分で交換してみました。今回のオイル交換では、夏場ということもあり粘度が高いカストロールのEDGE RS 10w-50を使っています!BP/BL系レガシィのオイル交換の手順と数百キロ走ったあとの感想、スバル系のオイル交換の手順や注意点をまとめてます。ぜひご覧ください!
【---今回の整備内容---】
車種 | スバル レガシィツーリングワゴン 2.0GT、D型 |
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整備実施時期 | 2021年8月 |
走行距離 | 85,630km |
使用オイルなど | Castrol EDGE RS 10w-50 BOSCH オイルフィルター F-1 WAKO'S エンジンパワーシールド |
難易度 | ★★☆☆☆ |
■目次
●Castrol EDGE RS
●エンジンオイル交換手順
●レガシィ(水平対向)オイル交換等の注意点
●EDGE RSのレビュー
●WAKO’S フューエル1投入
●関連記事まとめ
■Castrol EDGE RS
初めて使用します、カストロールのEDGE RSになります!これまで使ってきたエンジンオイルとの大きな違いは合成油である点、そして粘度が高い点です。
これまで僕のレガシィには10w-30や5w-40といった粘度のエンジンオイルを使用してきましたが、今回使用するオイルは10w-50になります。夏場、そして長距離のドライブが増えることを見越したオイル選びをしました。
■エンジンオイル交換手順
以前からお伝えしていますが、BP/BL系のレガシィにはアンダーカバーが装着されています。オイル交換のみでしたらアンダーカバーを取り外す必要はないですが、エレメント交換では必須となります。
そこで今回はエレメントも同時に交換するため、アンダーカバーの取り外しからエレメント交換まで画像付きでご紹介します。
その1、ジャッキアップやスロープなどで作業スペースを確保します。
その2、アンダーカバーの取り外し。タイヤハウスのプラクリップ、車両下のボルト3本、サスメンバーに固定されているプラクリップ2本を取り外します。
こちらが取り外したアンダーカバーになります。
その3、ドレンボルトおよびエレメント位置の確認。ドレンボルトを赤丸、エレメントを青丸で示しています。
その4、オイル排出。17mmのメガネレンチにて取り外します。
その5、排出されたオイルの確認。色や粘度、匂いを確認します。ガソリン臭がいつもより少なかった気が...また、金属片が混入していないか注意しましょう。
その6、エレメント取り外し。画像は取り外したあとになります。
このような工具を使用すると楽に取り外せます。
その7、エレメント取り付け。新しいエレメントを取り付けます。
必ずガスケットにはオイルを塗ってから取り付けましょう。(参考締め付けトルク:14Nm)
また、エレメントを取り付けたら付着したオイルを拭き取ります。
その8、ドレンボルト取り付け。
銀色部分のガスケットは毎回新品にしましょう。オイル漏れの原因となります。(参考締め付けトルク:43Nm)ドレンボルトを締めたら周囲のオイル汚れを拭き取ります。
その9、オイル注入。新しいオイルをエンジンに入れていきます。今回は4L缶を購入しましたが、約4.2L入っていました。ラッキー!
さらに今回はワコーズのEPSを使用しています。オススメはできませんが僕は直接エンジンに入れています。
その10、エンジン始動→エンジンオイル漏れおよび量の確認。実際にエンジンをかけて漏れがないか、エンジンを止めて規定量が入っているか確認します。後述しますが、エンジンを止めて5分程度であればスバル車の場合はLより上にエンジンオイルが付いていれば十分です。
その11、交換距離のメモ。今回は前回から3033kmで交換になります。
参考ですが、前のオイルでは9.1km/Lを達成しています。(参考→6回目のオイル交換)
あとはアンダーカバーを戻しておしまいです。写真を撮りながらだと合計で1時間近くかかってしまいました。
また、エレメント交換なしだとかなり楽にオイル交換ができますので↓こちら↓もぜひご覧ください
■レガシィ(水平対向)オイル交換等の注意点
前回のオイル交換の際にも紹介していますが、改めて得た知識もありますのでご紹介します。そしてレガシィだけでなくインプレッサやフォレスターも同様に注意していただければなと思います。
その1、ドレンボルトは短い
ドレンボルトは比較的短く、工具で緩め手で軽く回すとすぐにオイルが排出されます。ヤケドを防ぐためにも軍手の着用、オイル受けやウエスの用意などはしっかりと行いましょう。
その2、熱い。
等長エキマニのスバルのエンジンはオイルフィルターがエキマニの隙間にありますので運転直後は一旦時間を置いてから作業をすることをおすすめします。軍手は必須です。
その3、オイルは完全に抜けない
抜けない、というよりは抜けにくいです。理由は様々ありますが、エンジンヘッドが左右に2つあるため、なかなかオイルパンまでオイルが戻ってこないというのが一番大きな原因であると考えられます。僕がおすすめする方法としては軽く暖気した後は15分から20分待ってからドレンからオイルを抜くと良いのではないかと思います。また、待ち時間にはオイルを用意したりアンダーカバーを外したりなど、工夫すれば時短できますので自分に合う方法を試してみましょう。
その4、オイルの注入は慎重に
エンジンオイルを注入する際はゆっくり行いましょう。なぜかオイルが入っていくのに時間がかかります。(僕は何度かこぼしたことがあります...
その5、オイルレベルゲージを信用しない
その3と同様にエンジンオイルが戻ってくるまでに時間がかかります。なので自分が入れたオイル量を信じましょう。
僕はエンジン停止から5分から10分ならレベルゲージのHとLの中間程度あると十分だと考えています。
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■EDGE RSのレビュー
執筆時点で約300km走行しています。耐久性などはまだお伝えできませんがサクッとレビューします。
まず、エンジン音がすごく静かになりました。加速する際も余計なノイズが減り、回転も滑らかになりました。
さらに、そこまで踏み込まなくてもクルマがグイグイと進んでいることから、気密性がアップしたことによるトルク感およびパワー感が向上しました。
褒めまくってなんか胡散臭い文章になってしまいましたが、おそらくそれなりに使い込んでいるレガシィには粘度が高いエンジンオイルが適しているのかなと思った今回のオイル交換でした。
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■WAKO’S フューエル1投入(84,709km)
キンキンに冷やしたフューエル1いれた!!#ワコーズ #フューエル1https://t.co/6EDW1pKs9R pic.twitter.com/RF0wzINCIm
— たー坊。 (@rearview_maeda) 2021年7月19日
前回のフューエル1投入からしばらく経ちましたので投入。(前回:78,877km、今回:84,709km)
感想としましては、エンジンの回転がよりスムーズになった気がします。具体的には3000回転から4000回転までの引っ掛かる感覚が低減。ただし、エンジンオイルが汚れてしまうのでオイル交換の1000km手前くらいでの投入がおすすめです。
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■関連記事まとめ
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