
北海道はもう秋シーズン。長距離ドライブの機会も増えるかと思いますので日常点検についてまとめてみました。
■目次
●1、エンジンルーム内
●2、クルマのまわり
●3、運転席に座って...
●4、+α
●参考サイト
●関連記事
1、エンジンルーム内
1、エンジンルーム内 エンジンルーム内で点検したい箇所は...
これら5つを点検しましょう!
01.ウォッシャー液

これは日常的に実施している方も多いのではないでしょうか。不足しているとフロントガラスの汚れを拭き取ることができないので、前が見えなくなり危険。秋は虫によるガラス汚れが起きやすいのでしっかり不足がないか確認しましょう。
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02.ブレーキフルード

こちらも重要。減っている場合、ブレーキが効かなくなる可能性大。適量になっているか、透明感があるのか確認しましょう。
不足や劣化がみられる場合、個人で交換するのはハードルが高いので、整備工場にお願いしましょう。
03.バッテリー液

本来であればバッテリーの液量を確認するのですが...
近年では、充電制御車やアイドリングストップ、ハイブリッド車なんかは液量を簡単に確認できないタイプになっています。
ガソリンスタンドやカー用品店、整備工場で点検を実施し、交換時期を判断してもらいましょう。
04.冷却水(クーラント)

エンジンの温度を適切に保つのに必要な冷却水。不足すると最悪の場合、オーバーヒートを引き起こし、エンジンがお釈迦なんてことも...
不足がないかリザーバータンクを確認し、適量入っているか確認しましょう。
☆スバル車の多くはエンジンが冷えている状態でFULLまで入っていると適量です。どのタイミングでチェックルするべきか、お使いの自動車の説明書を確認しましょう!
05.エンジンオイル

エンジンの潤滑に必要なエンジンオイル。レベルゲージを確認し、適量入っているのか確認しましょう。
同時に交換時期が過ぎていないか、ステッカーや点検記録簿を確認するのがベスト。腕に自信のある方はエンジンオイル交換にトライしてみては...?
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2、クルマのまわり
クルマのまわりで点検したい箇所は...
これら4つを点検しましょう!
06.空気圧

エアゲージを用いて、空気圧をチェックしましょう。日常点検ですので運転前には実施していただきたいですが、最低でも月に1回は確認。
普段は目視でチェック、長距離や月に1回給油のついでにエアチェックを実施するのがいいかと思います。
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07.タイヤの損傷

釘等が刺さっていないか、亀裂、傷などがないか確認しましょう。地面に接するトレッド面だけでなく、サイドも同様に削れていないか、膨らみや亀裂がないか確認しましょう!
08.タイヤの溝

タイヤの損傷をチェックするのと同時に実施できる箇所です。
極端に減っていなければ問題ありませんが、スリップサインが見えてきたら交換時期。排水性雨の日は制動距離が伸びるだけではなく、スリップの可能性も増えますので早めに交換しましょう。(スリップ経験あり...)
09.ライト類

1人でも確認する方法を伝授します!
夜間に家のガラスや壁に反射しているかどうかで確認できます。
難しい方は素直に2人でチェックです。
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3、運転席に座って...
ボンネット内、車両周辺の点検お疲れ様でした。もう一息です!
運転席に座って点検したい箇所は...
- ブレーキの踏みしろ
- パーキングブレーキの引きしろ
- ウォッシャー液の噴射
- ワイパーの拭き取り
- エンジンのかかり具合
- エンジンの低速および加速
これら6つを点検しましょう!
10.ブレーキの踏みしろ

ブレーキペダルを踏んだ際、床面と十分すき間があるのか、踏みごたえがやわらかくないか確認しましょう。
自動車で最も重要であるブレーキ。少しでも違和感があるのであれば、適切なメンテナンスを依頼しましょう!
11.パーキングブレーキの引きしろ

引きしろ、踏みしろを確認しましょう。と言いたいのですが、今回撮影にしようしているレヴォーグは電子式。メーターに警告灯がなければOKのようです。
12.ウォッシャー液の噴射

実際にウォッシャー液を噴射してみましょう。フロントガラスに満遍なく噴射できているのであればOKです。
13.ワイパーの拭き取り

こちらはウォッシャー液の噴射と同時にチェックするといいと思います。ゴムが切れている場合は早めに交換しましょう。
14.エンジンのかかり具合

エンジンがスムーズに始動するか、異音がないか確認します。
15.エンジンの低速および加速

なめらかに加速するか確認します。エンジンが止まる、異音がないことを確認します。
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4、+α
個人的にすごく実施して損がないと思うので2つ追加します。
ホイールナットの増し締め

近年はナットの緩みによる脱輪事故が時々ニュースで見かけられるようになりました。当たり前ですが、自動車はタイヤを介して地面と接しています。そのタイヤが不安定な状況となり脱輪してしまったら...考えるだけで恐ろしいですね。
ガソリンスタンドや用品店、ディーター等で無料で実施していただける場合が多いですが、個人で1つトルクレンチを用意しておくのも良いかと思います。
ガソリン満タン

北海道がデカいです。そして昨今の事情から24時間営業のガソリンスタンドも減少傾向。地方のガソリンスタンドでは廃業も見かけられます。
北海道だけでなく日本全国地震をはじめとした災害も多いですし、日頃から満タンを心がけましょう。
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参考サイト
参考にしたのはJAFの日常点検15項目。確実にチェックできるようにし、不安があるならしっかりプロに点検を依頼しましょう!
参考(JAF)→https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/self-check/daily-15check
参考(トヨタ)→https://toyota.jp/after_service/tenken/daily/step1/
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