★ご連絡★
しばらくブログ更新できずに申し訳ございません(>人<;) 整備×2やサーキット等土日の予定がびっしりの状態でした...しばらくは不定期投稿していきますのでご理解のほどよろしくお願いします!
さて、久しぶりのブログ更新となりますがなかなかハードな整備をしました!
DIYでBP5レガシィのクラッチ交換をしたので作業手順と感想をまとめていきます♪
【---今回の整備内容---】
車種 | スバル レガシィツーリングワゴン(2.0GT/5MT/F型) |
---|---|
整備実施時期 | 2024年5月 |
走行距離 | 125,480km |
使用クラッチ | EXEDY Sメタルクラッチ |
作業時間 | 2日半 |
難易度 | ★★★★★ (最高難易度) |
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■目次
●用意したクラッチ
●作業手順
●作業時間と工具
●交換に至った理由
●走行感想
●★おまけ★
●レガシィ5速用クラッチ
●関連記事
用意したクラッチ
EXEDY Sメタルクラッチ
いわゆる強化クラッチになります!中古で購入しましたが残量も十分あります。メタルクラッチとなるので半クラが少々不安ですが慣れれななんとかなりそう。
クラッチカバー
クラッチカバーはEXEDYの強化品、品番はFC13Tになります!クラッチカバー自体にはG23015って刻印がありますので中古品を探される方は参考にしてみてください!
圧着力→10600N
フライホイールはZN6/ZC6純正のフライホイール(中古)
レガシィ純正より若干軽いので今回導入します。
その他パーツ類
レリーズベアリング(30502AA121)
フライホイール固定ボルト(800610740*8本)
クランクオイルシール(806786040)
パイロットベアリング(806212020)
ミッションオイル(スピードマスター)
ミッションマウント(STI強化品、ST4100055200)
作業手順
今回はあまり画像がないです...でもなんとかなります!
1、
エンジン上側の不要なパーツ外し。記憶の限りでは
を外しました。
2、
ジャッキアップ、4輪ウマ掛けして以下のパーツを外します。
- キャタライザー一式
- 遮熱板関係
- デフオイル
- ドライブシャフト
- プロペラシャフト
- ミッションマウント
あたりを外せばOK。ドライブシャフトについては、ロアアームのスタビとボールジョイントを外してミッションから引き抜いてフリーにしておくと吉。
3、
ミッションを外します。ミッションとエンジンの結合ボルトは長さが異なる部分があるのでマーキングするのをおすすめします。
4、
フライホイールを外し、クランクシールを交換。※画像は交換前。オイル滲んでいますね...
5、
フライホイールのベアリング交換。
6、
フライホイール取り付け。
7、
クラッチとクラッチカバー取り付け。しっかり芯出しもしてます。
8、
ミッション載せる→手順2→手順1で完成。
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作業時間と工具
今回の作業環境はリフト等なく、4輪をウマにかけて作業しました。ミッションジャッキなんかもないので普通のフロアジャッキにあて木を噛ませたりりながらあーだこーだ。そのような環境で大体2日半(作業人数2名)でした。仮にリフトがありミッションジャッキもあれば12時間あれば終わると思います。
工具についてはエクステや1/2のスピンナーハンドルなど力のかけられる工具など色々あった方が便利です。インパクト(エアor電動)があればなお良し。
交換に至った理由
なぜこのタイミングで交換したのか──
結論クラッチそのものはまだ使えそうな感じでした。 だいぶ焼けた色してますけど...
しかしレリーズベアリングが死にかけで、アイドリング時も走行中も永遠にキュルキュル音が酷かった。例として不適切かもしれませんがス◯キ車のベルト中のような音がずっと聞こえており走行時のストレスとなっていました。
また、クラッチのミートポイントがかなり奥まった位置にあり、クラッチスタートの判定位置とほぼ変わらないポイントでつながっていました。クラッチカバーが劣化していたこと、圧着力が低下していたことやレリーズベアリングが多少削れていたのかと思います。(おそらく前オーナーは信号待ちでもクラッチ切って1速入れっぱなしだったように思います...)
クラッチを踏んだ感じもどこか突っかかる感じというか、滑らかに動く感触はなかったです。これに関してはシャフトのグリス切れであることが容易に想像できたので今回の整備でしっかりグリスを塗りました。
走行感想
メインの悩みだったベアリング音は解消。キュルキュルしません!
クラッチの踏力自体は以前より必要になりましたが、各部グリスアップのお陰か今までより滑らかに操作できるのでトータルな判断をすれば運転しやすくなりました。一方、一般的なフェーシングと異なりメタルクラッチとなりますので半クラ領域は確実に少なくなりました。今回カバー+レリーズベアリングの交換をしたことからミートポイントも奥側から手前に変化しています。
いろいろな発進を試しましたが、やっぱり軽くアクセルを煽りながらクラッチを繋ぐ方法が1番スムーズでジャダーも出ないのでおすすめかと。カバー+ディスク+フラホ一式で純正17.4kgから15.6kgと若干軽くなっていますのでレスポンスなんかも良くなっていたりします。
★おまけ★
メタル?フェーシング?
強化クラッチはメタル系と純正を強化した形状の「カッパーミックス」なんて呼ばれるクラッチがあります。(カーボンとかはスバル系あまりないので割愛。) 僕みたいなマフラーやエアクリ交換程度のライトチューンであればカッパー系で十分かと思いますが、今後メタルクラッチの車両に乗り換えた際にスムーズな運転ができるよう、また多少乱暴にクラッチを扱っても大丈夫なよう今回メタルを選択しました。
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レガシィ5速用クラッチ
レガシィ5速用(プッシュ式TY75ミッション)のクラッチはあまり種類がありません。
- EXEDY シングルスポーツ(Cuscoにも同等品あり)
- EXEDY ハイパーシングルVF
- EXEDY ハイパーシングルEVO
- HKS LAクラッチ
この辺でしょうかね。うちシングルスポーツのみ純正フライホイールとの組み合わせが可能と謳われております。なので次回の交換ではまた86用軽量フライホイールとシングルスポーツのメタルを組み合わせたいと考えております。
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