今回はGReddyのブーストコントローラー、プロフェックBスペックの取り付けをしていこうと思います♪車両の取り付け、セッティングまでちょこちょこ書いていきます。(今月はTRUST製品の取り付けが多いですw)
【---今回の整備内容---】
車種 | スバル レガシィツーリングワゴン(2.0GT/AT/D型) |
---|---|
整備実施時期 | 2023年4月 |
走行距離 | 125,447km |
難易度 | ★★☆☆☆ |
■目次
●取り付け作業
●セッティング
●レビュー
●おまけ
●関連記事
■取り付け作業
取り付けに関しては色々な方法があるかとは思いますが、純正のソレノイドバルブにつながっている配管を活用する感じにまとめました。
その1純正ソレノイド付近のステーを固定を外します。カプラー等外せるものは外すと作業しやすいと思います。
その2タービン側の配管を延長します。タービン側の純正配管は4mmから6mmの変換を噛ませていますのでその部分からホースを交換することにしました。
その3延長した配管はブーコンのバルブユニット「out側」へ接続します。
その4インマニからの配管を延長し、バルブユニット「in側」へ接続します。
その5純正ソレノイドにはメクラがわりのホースを繋いでおきます。
その6ブースト圧を取り出せる配管を取り付けます。ブースト計の配管を分岐することで解決。というのもセッティングを出す際ブーコンとメーターの取り出している圧力に差がないようにするため。
その7


電源関係を接続して完成。相変わらずハンダは下手くそです。
☆メーカー推奨のパイピング☆
メーカーの推奨としてはアクチュエーターとコンプレッサー、純正ソレノイドへの3つが繋がっている配管をバラし、アクチュエーターの配管をアウト側、コンプレッサー側をイン側に取り付けることとされています。実際こっちの方が配管も短く済みますのでレスポンスや余計なトラブルを避けれるかと思います。インタークーラーの清掃時にそのような配管へ変更したいと思います。
☆参考☆
- HKS EVC取り付け方法→www.hks-power.co.jp/product_search/product/download/4222/ja/45003-AK013.pdf
- TRUST Profec取り付け方法→www.trust-power.com/wp-content/themes/resolution-1.1.0-child/pdf/Profec.pdf
- BLITZ SBC取り付け方法→www.blitz.co.jp/support/manual/electonic/sbc_types_plus.pdf
※2023/4時点でのリンクとなります。
■セッティング
現行シリーズのHKS.EVCやTRUST.Profecのように数値を入力してブーストをコントロールするのではなく、アナログなダイアルを回してブーストをコントロールするタイプ。セッティングをミスすれば一発でエンジンが鉄屑へ。なのでいつも以上に慎重に作業しました。
その0十分に暖機をしてS#モードにします。
その1セッティング状態にセット。ボタンが全て出ている状態にしてバランスはセンター、ブーストは左へ回します。
その2LOブーストのセット。ブースト計と睨めっこしながらダイアルを右へ。
その3HIブーストのセット。ブースト計と睨めっこ。※selectランプを押しましょう!
その4バランスを右側へ。立ち上がり重視のセッティング。右側に回すと最大ブーストは下がる傾向なのでブーストもうまく調整。
その5セッティングが決まったらダイアルを押して完成。
その6、IモードやSモードで違和感がないかチェックします。※画像については実際のセッティング内容と異なります。
※個人でトライされるのは自己責任でお願いします。燃調や点火タイミング、可変バルタイ等をECUやサブコン、フルコンで調整することやインジェクター、燃ポンのアップデート等を推奨します。
※僕はブロー覚悟で立ち上がりのレスポンスよくLo:0.9k、Hi:1.12k程度かかるようにしました。今回セットした内容ではオーバーシュートは1.2kから1.3kですが純正状態で1.3k程度かかってたので許容範囲かと思います。繰り返しますが自己責任にてトライしてください。
■レビュー
取り付けた理由およびレビューについて。
ブーストアップもしたかったですがそれ以上に立ち上がりのレスポンスを向上したかった。僕の車は5速ATの車ですが、1速や2速はブースト圧もかからずレスポンスもいまいち。低回転でも3速からはしっかりと動くのでおそらく車両側の制御の問題かと思います。今回そこが改善できたのがまず嬉しいです。
そしてブーストアップについて。ターボ車の場合手っ取り早くパワーを上げるにはエアクリ、マフラー+触媒、ブーストアップが安く仕上げるのには好都合。触媒は10万円以上しますしちょっと手が届かないので今回はブーコンの導入を決めました。
そしてこの青いスケルトンボディ。僕が小さい頃とかのMacや家電、雑貨などこんな感じのスケルトン流行しましたよね。どこか懐かしさもありかっこいい感じ。3ダイアル式で操作がシンプルなのもありがたいです。
なお、今回購入したブーコンは本体、コントローラーともに大きくスペースを取るので今後は現行Profecへ変更するかもしれません。
■おまけ
今回同時にブースト圧の取り出し位置を変更することにしました。いままではブローオフの配管を分岐させていましたが、トラストやデフィ推奨のフューエルレギュレーターから取り出すことに。こちらの方がインマニからの距離が短くより正確になるかなと思います。
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