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過走行レガシィ乗りによるブログです。【毎週土曜日更新?】

ブレーキパッド+ローター交換【BP5メンテ】

最近は整備した順番ガン無視で投稿しておりますが悪しからず...今回はフロントのブレーキローターと前後ブレーキパッドを交換しました!

用意したのはACREさんとZERO SPORTSさんのパッドです!!
【---今回の整備内容---】

車種 スバル レガシィツーリングワゴン(2.0GT/AT/D型)
整備実施時期 2022年9月
走行距離 111,877km
難易度 ★★★☆☆

■目次

  ●サーキット走行にむけて
  ●用意したパッド/ローター
  ●交換【リアブレーキパッド】
  ●交換【フロントローター+パッド】
  ●走行前に
  ●慣らし後【プチレビュー】
  ●関連記事

 

■サーキット走行にむけて

北海道のサーキットシーズンは11月で終わりですが、今年も1回2回くらいはサーキット走っておきたいので交換に踏み切ることに。後述しますが今回用意したブレーキパッドは廃盤になっているゼロスポーツのパッドとリーズナブルなアクレのパッドを組み合わせることにしました。耐熱温度や摩擦係数あたりから前後のバランスを考えての選定です。そしてブレーキローターは中古のローターを3,000円くらいでゲット。
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■用意したパッド/ローター

【フロント】

メーカー・名称 ゼロスポーツショートディスタンスブレーキパッドスポーツ
材質 セラミック+カーボン
耐熱温度 50℃-600℃
摩擦係数 0.35μ-0.4μ

こちらを参考にしました。
【リア】

メーカー・名称 アクレライトスポーツ
材質 ノンスチールセラミックファイバー
耐熱温度 常温-500℃
摩擦係数 0.35μ-0.50μ

公式ページはこちら


【ローター】
スバル純正?互換品?サビ有り、極端な摩耗なし。3,000円♪使用前に耐水ペーパーで軽く磨いておきました。
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■交換【リアブレーキパッド】

ネットを見る限りフロントから作業される方が多いようですが、他の作業の都合もあり今回はリアから交換することに。一応なんですけどブレーキ関係は安全に関わるのでむやみやたらにDIYしないほうがいいとは思います...ブレーキ関係お決まりの警告ですね


その1

まずはジャッキアップをして作業空間の確保をします。


その2

タイヤを外します。


その3

ボルトを外します。赤丸で示した部分で使用する工具は14mmのメガネやラチェットがあると大丈夫かと思います。


その4

ボルトを外したらキャリパーを上にクルッと持ち上げます。


その5

パッドを取り外します。

パッドの残量。かなり減ってましたね...


その6

新しいパッドを取り付けます。ご覧の通り「漢のシムなし」仕様にしました。付ける付けないは自由にしてもらっていいと思います。社外パッドを入れているのを見られるのが嫌な方財務大臣がいらっしゃる方...)や鳴きを気にする方はしっかりグリスを塗ってシムを取り付けたほうがいいかと思います。


その7

このままではキャリパーが元通りにできませんのでピストンを戻します。

ピストンを戻すとフルードの液面が上がって溢れてしまう可能性があるのであらかじめ抜いておきます。

今回はこんな道具、ピストン戻しを800円程度で購入しました。

古いパッドとキャリパー戻しを組み合わせてピストンを押し戻していきます。

できあがり♪


その8

キャリパーを戻してボルトを閉めて作業完了です!(27Nm程度)


その9

反対側も同じように作業します。
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■交換【フロントローター+パッド】

次にフロント。僕は助手席側から作業しましたがかなり手こずりましたので運転席側の写真を使って作業手順を紹介しようと思います。


その0

ジャッキアップなど。※ここのみ助手席側画像


その1

必要なボルトを外します。赤丸で示しています。結構硬いのでナメないように注意。


その2

色々工夫してキャリパーやキャリパーサポートを外します。ローターがかなり減っており、いろいろな部分を少しずつ外しながらなんとか外しました。


その3

ブレーキローターを外します。かなり固着しており、プラハンで叩いてもダメ。なのでサービスホールにM8のボルトを使って外します。


その4

ローターを交換しました。キャリパーサポートも戻します。


その5

パッドを交換します。

残量はこんな感じでした。春先で7mm以上残っていたのでサーキット走行で純正パッドはかなり散ったようですね...


その6

ピストン戻し。

ちゃんと戻りましたがサビがちらほら...


その7、ボルト類を戻してタイヤを戻します。


参考【助手席側作業】

手こずった理由としては、ローターがかなり摩耗して耳が立っている状態だったのでキャリパーが外れなかったからだと思います。なので普通に紹介されている方法とは異なっている手順で作業しました。

そして今回、ピストンブーツ裂けを発見しましたので早めにキャリパーOHが必要ですね。
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■走行前に

キャリパー、タイヤを戻したら走行前に必ずブレーキを何回か踏みましょう。そうすることでピストンが適切な位置まで出されブレーキが効くようになります。
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■慣らし後【プチレビュー】

慣らし走行は300km程度一般道(郊外、街中、峠道)で走行後、軽くスポーツ走行。
タッチが硬くなり、効きもよくなりました。信号での停止でブレーキを踏み足すこともなくなり走行しやすいです。
シムを取り外していますので多少はブレーキ鳴きしますが、僕はスポーツカーっぽくなって大満足。峠道での走行でもフェードするような気配がなく安心感がすごいです。
欠点としては温度帯が50℃からなので朝一発目だど効きませんwそこだけ気をつければ現時点では100点満点です!


一応10月にサーキット走行の予定を組んでいますのでそれが終わり次第改めてレビューしようかと思います!ではw
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■関連記事

www.rear-view.work

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