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過走行レガシィ乗りによるブログです。【毎週土曜日更新?】

【フロント/リア】デフオイル交換 #BP5メンテナンス

☆2022年春メンテナンス☆


【---今回の整備内容---】

車種 スバル レガシィツーリングワゴン(2.0GT/AT/D型)
整備実施時期 2022年3月
走行距離 99,373km
使用デフオイル
TOYOTA ハイポイドギヤオイルLSD GL-5 85W-90
推奨規格 API GL-5
75w-90
難易度 ★☆☆☆☆

■目次

  ●ATF交換のついでに...
  ●交換手順【リア】
  ●交換手順【フロント】
  ●注意点
  ●交換した感想
  ●次回使ってみたいデフオイル
  ●関連記事

 

■ATF交換のついでに

この春は「春メンテ」と称しまして油脂類を全部交換しようと決めていました。なのでデフオイルも交換します。

f:id:maeda_rear-view:20220325173447j:plain前回はフロントリアの交換が別々になってしまいました。フロントは前回の交換から約1.5万km、リアは約2万km走行しましたので交換に踏み切りました。

f:id:maeda_rear-view:20220325173533j:plain今回は経費削減のため、TOYOTA製のデフオイルを使用しました。LSD対応で粘度は85w-90、4Lで¥4,000以下とコスパ最高です!
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■交換手順【リア】

まずは簡単なリアのデフオイル交換から紹介します。必要なオイル量は0.8Lになります。


☆★必要な工具★☆

f:id:maeda_rear-view:20220325173507j:plain10mm HEX

f:id:maeda_rear-view:20220325173551j:plainトルクレンチ

f:id:maeda_rear-view:20220325173527j:plainガスケット(11126AA040
ほかには

  • 灯油のしゅぽしゅぽ
  • ジャッキやスロープ

があると便利だと思います!


その0

f:id:maeda_rear-view:20220325173453j:plainジャッキアップなどをして作業空間を確保します。


その1オイル受けをセットし排出します。

f:id:maeda_rear-view:20220325173500j:plain水色で示している部分がフィラー(注入口)、桃色で示している部分がドレン(排出口)になります。

f:id:maeda_rear-view:20210518115840j:plainこちらは以前のデフオイル交換の際に撮った写真です。このように垂れていきます。そしてデフオイルは粘度がかなりあるので全て排出されるまではかなり時間がかかります。その間に他の準備をするのがよきです。


その2

f:id:maeda_rear-view:20220325173514j:plainデフオイルが排出されている間にドレンボルトを綺麗にしましょう。

f:id:maeda_rear-view:20220325173520j:plainこのように鉄粉がかなりついていました...おそらくこの冬にドーナツをたくさん作ったせいですね.


その3ドレンボルトを締めます。

f:id:maeda_rear-view:20220325173527j:plainガスケット交換は必須です。ATF交換と同じガスケットを使用します。


その4

f:id:maeda_rear-view:20220325173539j:plainデフオイル注入。こちらも定番の?灯油しゅぽしゅぽでしゅぽしゅぽ。

f:id:maeda_rear-view:20220325173544j:plainこんな感じで垂れてきたら終了。おおよそ0.8L使用しました。フィラーを締めたらパーツクリーナーなどで溢れたオイルを拭き取りましょう。


その5

f:id:maeda_rear-view:20220325173551j:plain規定トルクでフィラーボルト、ドレンボルト共に締めます。今回は50Nmで締めました。


これにて作業完了とします。念の為数キロ走行して漏れがないかチェックしましょう!
※今回は11126AA040が足りなくなってしまいましたのでフィラー側はエンジンオイル交換時に使用するガスケットで代用しました。
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■交換手順【フロント】

ちょっとだけ苦戦するフロントデフオイル交換。必要なオイル量は1.4Lです。ちなみにMT車の場合は同じ注入口からミッションオイル兼デフオイルの交換となります。


その0、ジャッキアップやスロープなどで作業空間の確保。


その1

f:id:maeda_rear-view:20220325173557j:plainレベルゲージが抜けるか確認します。ここからデフオイル(MT車はミッションオイル)を入れることになります。


その2

f:id:maeda_rear-view:20220325173604j:plainオイル受けをセットしオイルを抜きます。こちらも抜けるまで時間がかかるので他の作業をして待ちましょう。


その3

f:id:maeda_rear-view:20220325173609j:plainデフオイルが排出されている間にドレンボルトを綺麗に。

f:id:maeda_rear-view:20220325173614j:plainリアよりは綺麗でしたがやはり鉄粉がありますね。ちなみに僕のドレンボルトは↓こちら↓になります。


その4

f:id:maeda_rear-view:20220325173620j:plainガスケットを交換してドレンボルトをしっかり締めます。締め付けトルクは70Nmです。


その5

f:id:maeda_rear-view:20220325173441j:plain注入口にジョウゴをセットしてオイルを注入します。

f:id:maeda_rear-view:20220325173637j:plain今回は前回と同様1.4L入れました。


その6オイル量の確認をします。注意点ですが、ATFはエンジンをかけたままレベルゲージの抜き差しをしますが、フロントデフの場合はエンジンを停止してオイル量を測定します。

f:id:maeda_rear-view:20220325173642j:plain今回はF側の上限までオイルが付着していたのでよしとします。
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■デフオイル交換の注意点

交換手順の章では敢えて書きませんでしたが、熱を持つパーツ、特にエキマニや触媒、マフラーにオイルがかからないよう注意しましょう。デフオイルはかなり粘度があることからなかなか取れにくいですし、レガシィなどスバル車の場合は注入口の近くに触媒やマフラーがあるので気をつけて作業しましょう。そしてついてしまった場合はパーツクリーナー等でしっかりと拭き取りましょう。

ATFとは異なり、交換してトラブルが出るようなものではありません。なので安く済ませたい場合は手軽にDIYで作業するのが良いかと思います。もし自信がない場合にはディーラーや用品店で交換を依頼するといいと思います。
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■交換した感想

交換から2,000km経過しましたので簡単なレビューを。前回の交換の際も同じような印象を持ちましたが僕なりの感想を紹介します。

正直に申し上げますとフロントのデフオイル交換については効果があまりわかりません。新しいオイルが入っているので気分としてはいいですがあまり運転していて変わったことに気が付きません。
しかし、リアのデフオイル交換は交換する価値があると思います。僕が感じたのは「後輪から前に押し出すパワーが上がっている」こと。リアが直結状態に近づいている感じがします。今回は「85w-90」と前回よりも硬いオイルにしたことから余計そのように感じます。そしてこの車両はVTD-AWD、前後の駆動配分が45:55ですが、40:60くらいな感覚になります。それくらいリアから押し出す力が増えてます。実は"気のせい"なのかもしれませんが...
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■次回使ってみたいデフオイル

僕が使ってみたいデフオイルはこちら!

カストロールの90です!!
なぜこのオイルを使ってみたいかといいますと、よりリアデフの直結率を高めることでFRのような動きを実現させたいからです。
個人的にはエンジンオイルも含めてワイドレンジの製品があまり好きではない(0w-50とか...)のでこのような粘度のデフオイルを使ってみたいと思います。
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■関連記事

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