【---今回の整備内容---】
走行距離 | 104,633km |
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整備内容 | オイル交換(エレメント交換あり) |
使用オイル | TAKUMI HIGH QUALITY 5w-40(化学合成油) |
難易度 | ★★★☆☆ |
■目次
●4回目のオイル交換
●オイル交換作業
●使用オイル--TAKUMI--
●K6Aエレメントのお話
■4回目のオイル交換
今回で4回目になります。作業工程をしっかりと写真に収めましたのでぜひご覧ください。
※ご自身でオイル交換をされる場合は当ブログを鵜呑みにせず、必ず他のブログやサイト、専門的知識のある方の助言を元に行ってください。
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■オイル交換作業
0、暖気→オイルキャップを開ける
エンジンオイルを抜いてから開かないことに気がつくとレッカーです。暖気とキャップ開けでオイルの抜けをよくします。
1、ジャッキアップ
Keiに関してはあまりジャッキアップする必要がないのでレンガブロックを使いました。
2、後輪輪止め
通常のジャッキアップ時(タイヤが浮いている)は必要ですが、今回のような場合は不要です。(念の為使いました)
3、エンジンオイル排出
オイル受けをセットしてメガネレンチでドレンボルトを回します。(Keiは17ミリ)きっとスズキは17ミリ...
4、排出オイルの確認
色や粘度をチェックすることで現在のエンジンの状態がわかります。


5、エレメント取り外し
カップレンチを使い外します。手で取り外す。オイルが結構垂れます。


6、エレメント取り付け
おおよそ10Nmで取り付け。ガスケット(ゴムパッキン)にはオイルを塗らないとオイル漏れの原因になります。
7、ドレンボルト取り付け
こちらは25Nmで取り付けました。規定は35Nmですがオイルパンへの負担を考え25Nmで取り付けています。


8、オイル注入
後述しますが規定量は2.9L(エレメント交換時)ですが3.2L入れています。
9、レベル確認
写真では規定量より多く見えます。しかしこれはエンジン始動前ですので(エレメントが空の状態)エンジン始動後は上の点をやや下回りました。
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■使用オイル--TAKUMI--
今回はこのKei初めての化学合成油にしました。これは夏場の交換でしたので粘度を5w-40に変更。
使用した感想としては、5wですのでエンジンの始動性がよく低回転域でのモタつきが前回のオイルよりありませんでした。(気温のせいかも...)高回転域での保護性もよかったです。
しかし、2000kmを超えたあたりから粘度低下とエンジン音が大きくなったのを感じたのでターボ車は早めの交換がいいのかと思いました。個人的には10w-40でもよかったかと思います。
■K6Aエレメントのお話
これは僕が知っている限りのお話ですので全ての車種に適合するとは限りません。また、実際に行う際は自己責任でお願いいたします。
このエレメント3種類、すべて僕の車に取り付けできます。なぜこんなことができるのかと言いますと、エレメント径、取り付けネジの規格が同じでエレメントの長さだけが異なります。
わざわざ大きめのエレメントを使用する理由ですが、オイルの量を100ccから200cc程度増やすことにより冷却性の向上、オイルの負担を軽減することができます。特に夏場は冷却が大変ですので少しでも多くエンジンオイルを使おう、といった具合です。
その逆に冬期はコンパクトなエレメントを使うことでオイルに熱を入れやすくする、といった使い方もできます。
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